令和2年度 連結実質赤字比率


ページ番号1013127  更新日 令和3年11月1日


連結実質赤字比率とは

概要

対象会計範囲

指標の算出方法

[画像]指標の計算式(連結実質赤字比率=連結実質赤字額÷標準財政規模)(2.2KB)

(注意事項)
 連結実質赤字額とは、次の「赤字要因」の合計額から、「黒字要因」の合計額を差し引いた額です。

赤字要因

  1. 一般会計の実質赤字額
  2. 特別会計(公営企業特別会計分を除く)の実質赤字額
  3. 公営企業特別会計の資金不足額

黒字要因

  1. 一般会計の実質黒字額
  2. 特別会計(公営企業特別会計分を除く)の実質黒字額
  3. 公営企業特別会計の資金剰余額

家計に例えると

 連結実質赤字比率を家計に例え、その計算式を簡単に表すと、次のようになります。

計算式

条件

2世帯以上が同居している家庭

計算式

{(親世帯の年収-親世帯の支出)+(子世帯の年収-子世帯の支出)}÷親世帯の年収×100×(-1)
(注)計算式に「(-1)」をかける理由は、比率の表示が赤字の場合には正の値、黒字の場合には負の値となるようにするためです。

例1(赤字の例)

連結実質赤字比率は、次のようになります。

 条件
  1. 親世帯の年収500万円、支出540万円
  2. 子世帯の年収300万円、支出280万円
 計算

 親世帯:500万円(年収)-540万円(支出)=-40万円(親世帯の収支差額)
 子世帯:300万円(年収)-280万円(支出)=20万円(子世帯の収支差額)
 -40万円(親世帯の収支差額)+20万円(子世帯の収支差額)=-20万円(家庭の収支差額)
 -20万円(家庭の収支差額)÷500万円(親世帯の年収)×100×(-1)=4.00%

 よって、例1の場合は、親世帯の収入に対して、家庭全体では4%分の赤字であることがわかります。

例2(黒字の例)

 連結実質赤字比率は、次のようになります。

 条件
  1. 親世帯の年収500万円、支出440万円
  2. 子世帯の年収300万円、支出320万円
 計算

 親世帯:500万円(年収)-440万円(支出)=60万円(親世帯の収支差額)
 子世帯:300万円(年収)-320万円(支出)=-20万円(子世帯の収支差額)
 60万円(親世帯の収支差額)+{-20万円(子世帯の収支差額)}=40万円(家庭の収支差額)
 40万円(家庭の収支差額)÷500万円(親世帯の年収)×100×(-1)=-8.00%

 よって、例2の場合は、親世帯の収入に対して、家庭全体では8%分の黒字であることことがわかります。

令和2年度における本市の状況

 令和2年度の各会計の収支の状況は、次の表に示すとおり、全会計において赤字額がなく、各会計の収支を合算した額も赤字とならなかったため、「―」と表しています。

 なお、比率は、令和元年度が「-8.82%」、令和2年度が「-11.06%」で、「2.24ポイント」の改善となりました。

各会計における収支の状況

会計名

収支額

対前年比

一般会計

1,073,374千円

32.26%

国民健康保険事業特別会計

240,756千円

52.44%

介護保険特別会計

91,578千円

-10.77%

後期高齢者医療特別会計

44,770千円

-23.45%

下水道事業会計

129,504千円

35.42%

都市核地区土地区画整理事業特別会計

0円

増減なし

合計

1,579,982千円

28.85%

 

早期健全化基準

 連結実質赤字比率の市町村の早期健全化基準は、実質赤字比率の早期健全化基準に5%を加算して求められます。

 令和2年度における本市の実質赤字比率の早期健全化比率は「12.83%」であるため、連結実質赤字比率の早期健全化比率は、「17.83%(12.83%+5%)」となります。

 


関連情報


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