ページ番号1012020 更新日 令和3年1月15日
(注意事項)
連結実質赤字額とは、次の「赤字要因」の合計額から、「黒字要因」の合計額を差し引いた額です。
連結実質赤字比率を家計に例え、その計算式を簡単に表すと、次のようになります。
2世帯以上が同居している家庭
{(親世帯の年収-親世帯の支出)+(子世帯の年収-子世帯の支出)}÷親世帯の年収×100×(-1)
(注)計算式に「(-1)」をかける理由は、比率の表示が赤字の場合には正の値、黒字の場合には負の値となるようにするためです。
連結実質赤字比率は、次のようになります。
親世帯:500万円(年収)-540万円(支出)=-40万円(親世帯の収支差額)
子世帯:300万円(年収)-280万円(支出)=20万円(子世帯の収支差額)
-40万円(親世帯の収支差額)+20万円(子世帯の収支差額)=-20万円(家庭の収支差額)
-20万円(家庭の収支差額)÷500万円(親世帯の年収)×100×(-1)=4.00%
よって、例1の場合は、親世帯の収入に対して、家庭全体では4%分の赤字であることがわかります。
連結実質赤字比率は、次のようになります。
親世帯:500万円(年収)-440万円(支出)=60万円(親世帯の収支差額)
子世帯:300万円(年収)-320万円(支出)=-20万円(子世帯の収支差額)
60万円(親世帯の収支差額)+{-20万円(子世帯の収支差額)}=40万円(家庭の収支差額)
40万円(家庭の収支差額)÷500万円(親世帯の年収)×100×(-1)=-8.00%
よって、例2の場合は、親世帯の収入に対して、家庭全体では8%分の黒字であることことがわかります。
令和元年度の各会計の収支の状況は、次の表に示すとおり、全会計において赤字額がなく、各会計の収支を合算した額も赤字とならなかったため、「―」と表しています。
なお、比率は、平成30年度が「-9.32%」、令和元年度が「-8.82%」で、「0.5ポイント」の悪化となりました。
会計名 |
収支額 |
対前年比 |
---|---|---|
一般会計 |
811,541千円 |
3.62% |
国民健康保険事業特別会計 |
157,931千円 |
-12.35% |
介護保険特別会計 |
102,631千円 |
-45.37% |
後期高齢者医療特別会計 |
58,486千円 |
-3.86% |
下水道事業特別会計 |
95,628千円 |
13.34% |
都市核地区土地区画整理事業特別会計 |
収支差無し |
増減なし |
合計 |
1,226,217千円 |
-5.41% |
連結実質赤字比率の市町村の早期健全化基準は、実質赤字比率の早期健全化基準に5%を加算して求められます。
令和元年度における本市の実質赤字比率の早期健全化比率は「12.87%」であるため、連結実質赤字比率の早期健全化比率は、「17.87%(12.87%+5%)」となります。
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