アスベストに関するQ&A


ページ番号1017259  更新日 令和5年4月4日


アスベストに関するQ&A

どのくらいのアスベストが見つかったのですか?

榎一丁目市有地からは、アスベストを含んだ建材片がごく少量(5センチメートル角、5個程度)、発見されました。また、見つかった建材片は、粉じんの飛散が比較的低いとされる非飛散性アスベストに分類されています。

アスベストとは何ですか?どんな種類がありますか?

石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。
その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が吸入してしまうおそれがあります。以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていましたが、昭和50年に原則禁止されました。
その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、原則として製造等が禁止されています。
石綿は、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。

吸い込んだアスベストは除去できますか?

一旦吸い込んだアスベストは異物として痰のなかに混ざり、体外に排出されますが、大量のアスベストを吸い込んだ場合や大きなアスベストは除去されずに肺内に蓄積されると言われています。

アスベストが原因で起こる疾患にはどのようなものがありますか?

吸い込んだアスベストは異物として痰のなかに混ざり体外へ排出されますが、大量のアスベストを吸い込んだ場合や大きなアスベストは除去されずに肺内に蓄積されると言われています。アスベストが肺の組織内に沈着し、長い期間滞留することにより、いろいろな病気を引き起こすことがあります。

アスベストを吸うことにより発生する疾病としては主に次のものがあり、潜伏期間が長いことが特徴の1つです。

  1. 石綿(アスベスト)肺
    肺が線維化してしまう肺線維症(じん肺)という病気の一つです。
    肺の線維化を起こすものとしては石綿のほか、粉じん、薬品等多くの原因があげられますが、石綿のばく露によっておきた肺線維症を特に石綿肺とよんで区別しています。職業上アスベスト粉塵を10年以上吸入した労働者に起こるといわれており、 潜伏期間は15〜20年といわれております。
  2. 肺がん
    石綿が肺がんを起こすメカニズムはまだ十分に解明されていませんが、肺細胞に取り込まれた石綿繊維の主に物理的刺激により肺がんが発生するとされています。 また、喫煙と深い関係にあることも知られています。アスベストばく露から肺がん発症までに15〜40年の潜伏期間があり、ばく露量が多いほど肺がんの発生が多いことが知られています。
  3. 悪性中皮腫
    肺を取り囲む胸膜、肝臓や胃などの臓器を囲む腹膜、心臓及び大血管の起始部を覆う心膜等にできる悪性の腫瘍です。若い時期にアスベストを吸い込んだ方のほうが悪性中皮腫になりやすいことが知られています。潜伏期間は20〜50年といわれています。

アスベストをどのくらい吸うと発病しますか?

アスベストを吸い込んだ量と肺がんなどの発病との間には相関関係が認められていますが、どの程度以上のアスベストと、どのくらいの期間吸い込めば、中皮種になるかということは、明らかではありません。また、短期間の低濃度暴露における危険性については不明な点が多いとされています。

アスベストの健康影響が心配です。どのような対応をすればよいですか?

現在、息苦しさや咳、胸痛などの症状がある方はかかりつけ医や専門医にご相談ください。

各種問い合わせ先

問い合わせ内容

部署名

内線

アスベスト検出に関すること 企画財政部企画政策課資産経営係 352
健康不安に関すること 健康福祉部健康推進課健康推進係 212
村山デエダラまつりに関すること 協働推進部産業観光課観光係 224

関連情報


武蔵村山市役所
電話番号:042-565-1111(代表)
ファクス番号:042-563-0793


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