ページ番号1002054 更新日 令和6年6月11日
平成13年8月に発足した「跡地利用協議会」(四者協議会)は、同年11月、協議会における協議・検討の結果を『中間整理』として集約した。
その後、平成14年3月に、跡地全体(約140ヘクタール)の4分の3にあたる約106ヘクタールの敷地が日産自動車株式会社から宗教法人真如苑に譲渡(売却)され、新たに真如苑を加えた「跡地利用協議会」(五者協議会)となった。
五者協議会において、約1年間にわたり計5回の協議会を開催し、『中間整理』の考え方をもとに、跡地利用計画の更なる具体化について検討した。その結果、ここに関係者において等しく共有し、今後のまちづくりの指針とすべきものとして、平成15年3月に「まちづくり方針」をとりまとめるに至った。
今後は、この平成15年3月策定の「まちづくり方針」を踏まえ、各街区の計画の熟度に応じて、地区計画を用いて具体の都市計画や事業につなげていく。
市民生活に憩いと潤いを与え、市民の“心のふるさと”となるような緑豊かな街の実現を図る。
都市核土地区画整理事業地区や武蔵砂川駅周辺地区など、周辺地域との連携を図りつつ、憩いと潤い、賑いや新たな雇用の創出などによる地域経済の活性化に資する空間形成を図る。
道路・公園などの都市基盤施設や公益施設(病院)を適切に整備する中で、豊かな環境の市街地形成を進め、市民生活に利便性や快適性を提供する質の高い街の形成を図る。
地区内を大きく7つのゾーンに区分し、それぞれ以下のとおり土地利用を図る。
[画像]土地利用の考え方の図(139.5KB)都市核土地区画整理事業地区等との連携を図りながら、商業系、住居系施設や公益施設等の複合した、賑わいと活気にあふれる、地域の活力を生むゾーンを形成する。
導入施設のイメージ
敷地全体に植栽を施して、緑豊かな環境や林苑を整備し、寺院等を中心とした安らぎを感じるゾーンを形成する。また、文化・スポーツ施設等により賑わいと雇用の創出を図るゾーンを形成する。
導入施設のイメージ
各ゾーンでは、計画の熟度が異なるため、段階的に整備を行う。おおむねの整備時期は次のとおりとする。
中長期的に整備を行なうゾーンについては、引き続き「跡地利用協議会」において検討を加え、必要に応じて新たなとりまとめを行なうことを考慮する。
本方針をふまえて、跡地及び周辺地域のまちづくりが円滑に行なわれるように、今後参画する事業者等も含めて、関係者において相互に協力するものとする。
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