地球温暖化とは? どうなってしまうの? 私たちにできることは?


ページ番号1016221  更新日 令和6年1月23日


地球温暖化とは何か?

 近年、人間の活動によって、大量の温室効果ガスが大気中に放出され、地球の気温が上昇し続け、気候や生物など自然界のバランスを崩している現象を「地球温暖化」と呼びます。

 地球の表面はもともと窒素や酸素、二酸化炭素(CO2)などの大気が取り巻いており、気温を一定に保つ役割を果たしています。

 しかし、私たち人間の生活によって石炭や石油などの化石燃料を大量に燃やしたことにより、二酸化炭素(CO2)などの「温室効果ガス」の排出量が大幅に増えた結果、余分な熱が宇宙に放出されず地球にこもった状態になったことが、地球温暖化の原因とされています。 

[画像]地球と排気ガス(62.5KB)

地球温暖化による影響は?

 地球温暖化が進行すると、地球の気象が変化し、極端な気温の上昇による熱波や強い台風や集中豪雨などの異常気象のよる災害の頻発や、干ばつによる食糧危機、海面上昇による居住地の喪失などが引き起こされます。

 すでに、温暖化による影響は、私たちの生活においても、近年の台風や集中豪雨などによる災害や熱波などによる熱中症のリスクなど身近な問題となっています。

[画像]豪雨と干ばつ(87.3KB)

温室効果ガスの原因は?

 温室効果ガスの代表的なものは、二酸化炭素(CO2)です。二酸化炭素(CO2)は、主に化石燃料(石油、石炭、天然ガス等)を燃焼させることにより発生します。なお、二酸化炭素(CO2)の発生原因はエネルギー由来のものが多くを占めており、私たちの生活に不可欠な電気を作るために、大量の化石燃料が使われています。このことからも、私たちの生活における電力やエネルギーの大量消費は地球温暖化と密接につながります。

 また、二酸化炭素(CO2)の吸収源である森林が伐採されて、土地が開発されていることも、二酸化炭素(CO2)の増加に影響を及ぼしています。

世界や日本での取組

 地球温暖化防止に関する対策として、平成27年12月のCOP21で採択された「パリ協定」では、「産業革命以降の世界の気温上昇を2℃より十分低く抑えよう(1.5℃以下に抑える努力をしよう。)」、「21世紀後半に人間による温室効果ガスの実質的排出量をゼロにしよう」という目標が、世界共通の長期目標として掲げられました。

 さらに、令和3年11月に開催されたCOP26では、「産業革命以降の世界の気温上昇を1.5℃以下に抑えることを事実上の目標とする決意」が示されました。

 また、令和3年10月、政府は令和32年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。

  国の「地球温暖化対策計画」では、令和12年度に平成25年度比で、温室効果ガス排出量を46%削減することを目標としており、再生可能エネルギーの普及や省エネ対策など脱炭素社会に向けた取り組みを推進しています。

私たちにできること

 地球温暖化は、私たち人間の営みから排出される温室効果ガスによって引き起こされている現象です。温室効果ガス排出量の多くを占めているのは二酸化炭素(CO2)です。

 二酸化炭素(CO2)の排出量は、私たちが使う電力などのエネルギーに大きく由来しているため、無限ではない資源・エネルギーの消費をできる限り抑制するよう、早急に対応する必要があります。

 環境への負荷を抑え、我々の子供、孫の世代によりよい環境と未来を残すためには、今、私たち一人ひとりが「自分のこと」として何をしなければいけないのか考え、実際に行動していくことが必要です。

私たちが出来る取り組み

電力の消費を抑えましょう

[画像]節電(47.8KB)

生活習慣を見直しましょう

[画像]冷蔵庫詰め過ぎ(60.2KB)

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環境部環境課ゼロカーボン推進係係
電話番号:042-565-1111(内線番号:295) 
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