食品ロスを減らそう!


ページ番号1006592  更新日 令和5年8月29日


食品ロスとは?

 食品ロスとは、賞味期限切れや食べ残しにより、まだ食べられるにも関わらず廃棄される食品のことです。日本では、年間520万トン以上もの食品ロスが発生しています。
 食品ロスの削減は、環境面だけでなく、無駄な出費や経費を抑えられます。一人一人が「もったいない」を心がけ、食品ロスを減らす取組を実践しましょう。

食品ロス削減の取組

市民・事業者の方へ

 家庭で余っている食品や、食品関連事業での余剰食品は、フードドライブやフードバンクを活用しましょう。

フードドライブ

 フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ちより、福祉団体やフードバンクに寄付する活動のことです。寄付された食品は、食べ物に困っている人や施設に届けられます。
 市では、毎月第3週目をフードドライブウィークと位置付け、ごみ対策課窓口でフードドライブを実施しています。回収できる食品の条件や回収日時は下記ホームページにてご確認ください。

フードバンク

 フードバンクとは、まだ食べられるのに、さまざまな理由で処分されてしまう食品を、家庭や企業等からの寄付で集め、食べ物に困っている人や施設に届ける活動のことです。
 市内では、武蔵村山市社会福祉協議会がフードバンク事業を実施しています。
回収できる食品の条件など、詳しくは下記にお問い合わせください。

お問い合わせ先
社会福祉法人 武蔵村山市社会福祉協議会 地域福祉支援担当
電話番号 042-566-0061 

市民の方へ

家庭で実践できる取組

  1. 賞味期限と消費期限を正しく理解する。
    賞味期限とは、おいしくたべることのできる期限です。賞味期限が過ぎてもすぐに廃棄せず、自分で食べられるかどうか判断することが大切です。 
  2. 買い物の前に冷蔵庫をチェックする。
    「ない」と思って買ったものが、冷蔵庫にあった経験はありませんか。買い物に行く前に冷蔵庫を確認し、必要なものを確認しましょう。
  3. 「必要な分だけ」を意識する。
    安売りで買ったものを食べずに捨ててしまったことはありませんか。「必要な分だけ」を意識することで、食べ物を無駄にせず、食品ロスと無駄な出費を抑えることができます。
  4. 食事は食べ切るようにする。
    食事は食べ切れる分だけ作ることも大切です。それでも余ってしまった場合は、別の料理に活用する等、食べきる工夫をしましょう。
  5. 生ごみの水切りをする。
    生ごみの水分は、カラスや猫に荒らされたり、悪臭の発生の原因の一つであるため、水切りをすることで、これらを抑えることにもつながります。
  6. 生ごみ処理機器を活用する。
    市では生ごみ処理機器を購入し、生ごみの減量にご協力いただける方に、購入費の一部を補助しています。
食品ロスの量を把握しよう!

 消費者庁が実施した、食品ロス削減に関する実証事業では、食品ロスの量を計量するだけで、食品ロス発生量が約2割減少するという結果が出ています。
 まずは、ご家庭でどのくらいの食品を捨ててしまっているのか、把握することから始めてみましょう。

東京都が食品ロス削減に向けた動画を公開!

 東京都環境局が動画サイト「youtube」に食品ロス削減に向けた啓発動画を公開しています。
 小学生向け、中高生以上向けの2種類があります。ご家族の皆様でぜひご覧ください。

消費者庁が食品ロス削減レシピを紹介!

 消費者庁が料理サイト「クックパッド」に「捨ててしまいがちな食材」や「作りすぎてしまった料理」を活用するためのレシピを掲載しています。ぜひご覧ください。

飲食店で実践できる取組

  1. 自分自身の食事の適正量を知り、食べきれる量を注文する。
  2. 小盛り・小分けメニューを上手に活用する。
  3. 宴会では「食べる時間」を設けたり、参加者の嗜好や年齢層、男女比を考えながら食べきれる量に配慮してお店やメニューの選択をする。
    例えば、3010(サンマルイチマル)運動を実施しましょう。(3010運動とは、開始後30分と終了前10分を「食べる時間」とし、食べ残しを減らす取組です。)
    詳しくは、下記のページをご確認ください。

食べ残し料理の「持ち帰り」は自己責任の範囲で

 飲食店等で提供され、数時間常温に置かれた料理は、食中毒のリスクが高まります。料理を持ち帰る場合は、食中毒のリスクをしっかり理解しましょう。(料理の持ち帰りができるかどうかは、飲食店に確認してください。)

  1. 持ち帰りは、再加熱可能なものにし、食べきれる量を考えて行う。
  2. 自ら料理を詰める場合は、手を清潔に洗ってから、清潔な容器に、清潔な箸等を使って入れる。
    また、水分はできるだけ切り、早く冷えるように浅い容器に小分けにしましょう。
  3. 持ち帰った料理は帰宅後、できるだけ速やかに食べる。
  4. 少しでも怪しいと思ったら、口に入れない。

事業者の方へ

食品製造(加工)業の方が実践できる取組

  1. 製造量を考慮して材料を発注し、過剰在庫を削減する。
  2. 原材料を無駄なく使い切る。
  3. 製造(加工)過程でのミスを削減する。
  4. 賞味期限を表示し、期限は科学的・合理的に設定し、過度に短くしない。

食品卸売業の方が実践できる取組

  1. 天候やイベント等の情報を基に仕入れを行い、過剰在庫を削減する。
  2. 配送時の傷や汚れによる廃棄を削減する。
  3. 在庫管理を適切に行い、品質の低下を防ぐ。
  4. 食品の売れ残りや規格外品は、見切り・値引き販売で食品を売り切るようにする。
    また、値引き販売の際には、理由を表示し、品質に問題がないことを周知しましょう。

食品小売業の方が実践できる取組

  1. 天候やイベント等の情報を基に仕入れを行い、過剰在庫を削減する。
  2. 配送時の傷や汚れによる廃棄を削減する。
  3. 在庫管理を適切に行い、品質の低下を防ぐ。
  4. 量の調整・選択ができるように、小分け販売のサービスを実施する。
  5. 食品の売れ残りによる廃棄を防ぐため、見切り・値引き販売で食品を売り切るようにする。
    また、値引き販売の際には、理由を表示し、品質に問題がないことを周知しましょう。

飲食業の方が実践できる取組

  1. 天候やイベント等の情報を基に仕入れや仕込みを行い、過剰在庫を削減する。
  2. 食材を無駄なく使い切る。
  3. 来店者の好き嫌いや食べ切れる量を考慮する。
    宴会等では、食べ残しが発生しないよう幹事と食事量やメニューを相談しましょう。
  4. 食事量の調整・選択ができるように、小盛りメニュー、小分けサービスを実施する。
  5. 食品の売れ残りによる廃棄を防ぐため、見切り・値引き販売で食品を売り切るようにする。
    また、値引き販売の際には、理由を表示し、品質に問題がないことを周知しましょう。
  6. 生ごみの排出時には、しっかり水切りを行う。
  7. 食べ切れなかった料理で、品質的に問題がないものは、お客様の自己責任であること、食中毒等のリスクや取扱方法等、衛生上の注意事項を十分に説明し、ドギーバッグ等で持ち帰り用に提供することを検討する。(ドギーバッグとは、食べ切れなかった料理を持ち帰る際に使う容器のことです。)

好事例集・啓発資材等

農林水産省ホームページでは、飲食店等の食品ロス削減のための好事例集や、啓発資材を公開しています。ぜひ参考にしてください。

上記のことを実践し、それでも残ってしまったものは、生ごみ処理機器の利用や、リサイクル施設へ搬入し、飼料・肥料化するなど、排出規制とともに、リサイクルへの御協力をお願いします。


関連情報


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環境部ごみ対策課減量推進係
電話番号:042-565-1111(内線番号:292) 
ファクス番号:042-563-0803


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