平成29年度 実質赤字比率


ページ番号1008958  更新日 平成30年11月1日


実質赤字比率とは

概要

対象会計範囲

指標の算出方法

[画像]実質赤字比率の計算式(実質赤字比率=一般会計等の実質赤字額÷標準財政規模)(2.3KB)

(注意事項)

  1.  一般会計等の実質赤字額とは、「一般会計」及び「特別会計のうち一般会計に相当する会計」における実質赤字の額です。
     なお、実質赤字額とは、繰上充用額、支払繰延額及び事業繰越額の合算額です。
  2.  標準財政規模とは、標準税収入額等、普通交付税及び臨時財政対策債発行可能額の合算額です。
     なお、標準税収入額等とは、地方税法に定める法定普通税の標準税率相当分です。

家計に例えると

 実質赤字比率を家計に例え、その計算式を簡単に表すと、次のようになります。

計算式

「収支差額(年収-支出)」÷「年収」×100×(-1)
(注)計算式に「(-1)」をかける理由は、比率の表示が赤字の場合には正の値、黒字の場合には負の値となるようにするためです。

例1(赤字の例)

 実質赤字比率は、次のようになります。

 条件 
  1. 年収500万円
  2. 支出520万円
 計算

 500万円(年収)-520万円(支出)=-20万円(収支差額)
 ー20万円(収支差額)÷500万円(年収)×100×(-1)=4.00%

 よって、例1の場合は、年収に対して4%分の赤字であることがわかります。

例2(黒字の例)

 実質赤字比率は、次のようになります。

 条件
  1. 年収500万円
  2. 支出450万円
 計算

 500万円(年収)-470万円(支出)=30万円(収支差額)
 -30万円(収支差額)÷500万円(年収)×100×(-1)=-6.00%

 よって、例2の場合は、年収に対して6%分の黒字であることがわかります。

平成29年度における本市の状況

 平成29年度は、歳入から歳出を引くと、7億77万2千円の黒字となり、赤字額がなかったことから「―」と表しています。

 なお、比率は、平成28年度が「-4.55%」、平成29年度が「-5.08%」で、「0.53ポイント」の改善となりました。

早期健全化基準

 実質赤字比率の市町村の早期健全化基準は、財政規模に応じて算出方法が定まっています。

 本市の標準財政規模が、137億8,759万8千円であるため、次の算出方法に基づき算出すると、平成29年度における本市の早期健全化比率は、12.88%となります。

算出方法

 {1/5+(標準財政規模+100億円)×1/30÷標準財政規模}×1/2×100
={1/5+(13,787,598千円+100億円)×1/30÷13,787,598千円}×1/2×100
=(1/5+23,787,598千円÷413,627,940千円)×1/2×100
=(413,627,940千円+118,937,990千円)÷2,068,139,700千円×1/2×100
=532,565,930千円÷41,362,794千円
≒12.88
(計算式は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律施行令第7条第1号ハによる)


関連情報


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