ページ番号1010230 更新日 令和2年1月30日
全庁的な公共施設マネジメントの推進を図り、施設の安心・安全な運営を確保するためには、職員一人ひとりが公共施設マネジメントの意義を理解し、日常的な施設の維持管理に取り組んでいくことが重要になります。そのため、市では平成30年度から職員の知識や技術の習得と向上を図るために公共施設マネジメント研修会を実施して、公共施設の適正な管理運営を担うための人材育成に取り組んでいます。
初年度となる本年度は、平成31年1月18日(金曜日)に施設の実質的な管理を行うことになる係長職を対象として研修会を実施し、計65名の職員が参加しました。
国土交通省大臣官房官庁営繕部計画課の山下雅文氏を講師にお招きし、「公共建築物の保全と老朽化対策・インフラ長寿命化」と題し、公共施設での事故事例などを交えて、施設の適正な保全のための法制度の確認や老朽化する公共建築物やインフラに対する国の長寿命化への取組状況等を御紹介いただくとともに、平成29年3月に策定した本市の「公共施設等総合管理計画」に基づいて、公共施設等の現状や将来の見通し、今後50年間で必要となる更新費用の推計等から見えてくる公共施設マネジメントの必要性について御講演いただきました。
公共施設の老朽化問題は今後の大きな課題であり、本市においても全庁的な公共施設マネジメントの推進を図るとともに、公共施設等総合管理計画に基づく取組を進めていきます。
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