令和元年度市民講演会


ページ番号1011307  更新日 令和2年2月6日


公共施設に関する市民講演会

 本市における公共施設の多くは、都市化の進展や経済成長とともに、昭和40年代から50年代にかけて集中的に整備されました。そのため、高齢化や少子化による人口減少の進行と合わせるように公共施設の老朽化が進み、今後、施設の更新、廃止、集約化など、市民が利用する施設の再編が急務となっています。こうした状況を踏まえて、本市における公共施設、公共サービスの在り方や老朽化問題にどのように取り組んでいくべきかを市民とともに考え、公共施設マネジメントに関する理解を深めることを目的として、市民講演会を実施しています。

令和元年度市民講演会の概要

[画像]基調講演の写真(18.1KB)

 今年度は、令和元年12月15日(日曜日)午後2時から開催いたしました。当初予定していた10月の開催を台風の影響により延期したにもかかわらず、当日は多くの方に御参加いただきました。

 まず、第一部として、千葉工業大学准教授の倉斗綾子先生より『これからの公共施設・公共サービスのあり方〜あなたはそこで何をしたいか〜学校の複合化事例を中心に』と題しまして、基調講演を行っていただきました。
 学校は集約化・複合化により様々なメリットを生み出すことができる、公共施設再編の要となる施設である一方、安心・安全に対する対策などの課題については地域の本気度が試されるとして、施設名称や既存の枠組みに捉われない利用者のニーズを見据えた新たな「公共」というものを、地域とともに考えていくことの大切さについて御講演いただきました。

 次に、第二部として、市から「武蔵村山市公共施設等総合管理計画」から見える公共施設の現状と、市が今後公共施設の老朽化問題にどのように取り組んでいくかを御説明させていただきました。

[画像]パネルディスカッションの写真(44.5KB)

 最後に、第三部として、『これからの公共施設・公共サービスのあり方〜あなたはそこで何をしたいか〜変わる公共施設の姿・担い手』と題しまして、パネルディスカッションを行いました。
 コーディネータに首都大学東京客員教授の山本康友先生、パネラーに基調講演をいただきました倉斗綾子先生と武蔵村山市の企画財務部長を迎え、公共施設のあり方が変わりつつある中で、市民や行政は何をすべきなのか、公共施設を活用した成功事例等も御紹介いただきながら、討論を進めていただきました。

[画像]パネルディスカッションの写真2(42.8KB) [画像]パネルディスカッションの写真3(47.2KB)

 公共施設の老朽化問題に関しての講演会等、市民の皆様との情報共有や意見交換の場については、来年度以降も継続して開催していく予定です。


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