市長所信表明


ページ番号1012795  更新日 令和3年5月25日


令和3年5月21日

[画像]所信表明(41.0KB)

(本内容は所信表明の原稿であり、令和3年第1回武蔵村山市議会臨時会の筆記録ではありませんので、演説の内容とは若干の相違点があります。)

 本日ここに、令和3年第1回市議会臨時会が開会されるに当たりまして、市長としての所信の一端を申し述べさせていただきたいと存じます。

 藤野前市長の死去に伴い去る3月14日に告示された武蔵村山市長選挙におきまして、市政を担わせていただくことになりました。
 市長に就任して、まだ日が浅いところでございますが、市長としての職責の重大さに身の引き締まる思いをいたしております。
 これまで40年以上にわたって市行政に携わってまいりましたが、多くの市民の皆様の御期待に応えるべく、改めて市政の諸課題に対して全力を傾注するとともに、誠心誠意市長の職を全うしていく所存でございます。
 市議会議員の皆様をはじめ市民の皆様の格別なる御支援、御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 さて、私は、市長選挙に立候補を表明して以降、「藤野市政の継承」を掲げるとともに、今年3月に策定した武蔵村山市第五次長期総合計画に即したまちづくりを進めることが、自身の使命であると考えております。
 また、この第五次長期総合計画に基づき、将来都市像である「人と人との絆をつむぐ 誰もが活躍できるまち むさしむらやま」の実現に向け、長年の行政経験や市民との協働の経験をいかし、「実績と経験に基づいた継続性ある、持続可能な行政運営」を基本とし、様々な分野におきまして、市民の皆様の願いを実現し、自然豊かで安心なまちづくりを進め、住み良い武蔵村山市を築いてまいりたいと考えております。

 まず、喫緊の課題である、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。
 いよいよ、5月22日から、高齢者向けのワクチン接種が始まります。今後も、市医師会等の御協力の下、市民へのワクチン接種が円滑に進むよう、事務を進めてまいります。
 また、本臨時会に提案させていただいておりますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用した補正予算を編成し、市民及び市内事業者への支援にも取り組んでまいります。

 次に、市政の最重要課題である多摩都市モノレールの早期市内延伸実現についてであります。
 多摩都市モノレールの市内延伸につきましては、東京都において令和2年度から3年度にかけて事業化に向けた基本設計や新青梅街道の道路予備設計等に着手しており、延伸実現に向け着実に前進しております。
 本市といたしましては、新駅設置が想定される都市核地区土地区画整理事業を促進するとともに、魅力溢れる新青梅街道沿線まちづくりを国や東京都と連携して進めてまいります。

 次に、子育てしやすいまちづくりについてであります。
 本市の今後のまちづくりを進める上では、子育て世代の定住の促進を図っていくことも重要であります。
 働く女性を応援し、安心して子育てができるよう支援の拡充に努めていくとともに、「子どもを大切にする」という視点に立った市政運営を行い、子育て世代に選ばれる魅力溢れる環境づくり・まちづくりを目指してまいります。

 次に、高齢者がいきがいを持てるまちづくりについてであります。
 高齢になっても住み慣れた地域で役割やいきがいを持ち、安心していきいきと健やかに暮らせるまちを目指し、健康寿命の延伸に取り組んでまいります。

 次に、災害に強い安全・安心なまちづくりであります。
 武蔵村山市防災まちづくり構想に基づき災害時の応急給食等を実施する(仮称)防災食育センターの令和7年度の稼働に向けた整備など、災害に強いまちづくりに努めてまいります。
 また、新型コロナウイルス感染症にも対応できる避難所体制を構築してまいります。

 次に、多様性を尊重した一人一人が輝くまちづくりであります。
 性別、国籍、年齢、障害のあるなしなどにかかわらず、お互いを尊重し、様々な個性や価値観を排除せずに、多様性を受け入れるいきいきとした社会を築いてまいります。

 次に、スポーツ・生涯学習や協働でつながるまちづくりについてであります。
 生涯にわたりスポーツを愛し、スポーツに親しむことにより、健康で健やかな心と身体を育むまちづくりを目指してまいります。
 また、市民活動への支援や市民協働等により地域の絆をさらに強めてまいります。

 次に、農業・商工業の振興を通じたまちづくりについてであります。
 都市農業としての性格を持つ本市の農業振興や農地の保全と有効活用に取り組んでまいります。
 また、中小・小規模事業者の支援、起業支援、企業誘致を積極的に進め、商工業の活性化、新産業の創出、雇用の安定・拡大に努めてまいります。

 以上、私の所信の一端を申し上げましたが、武蔵村山市を「日本一住みやすいまち」にするために全力を傾注していく所存でございますので、市議会議員の皆様をはじめ市民の皆様におかれましては、格段の御支援、御協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、私の所信表明とさせていただきます。

武蔵村山市長  山ア 泰大


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