ページ番号1019977 更新日 令和6年3月5日
女性のこころやからだは、女性ホルモンの影響を受けながら、ライフステージとともに繊細に変化していきます。各ライフステージ等によって気を付けたい病気や症状も変わってきます。
この機会に自身やパートナー等の健康を振り返り、生涯を通じて充実した日々を過ごしましょう。
ライフステージ | こころとからだの変化 |
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思春期 | 二次性徴、月経異常、望まない妊娠、性感染症、やせすぎなど |
成熟期 | 妊娠・出産、不妊・家族計画、子宮頸がん、乳がん、子宮内膜症、月経前症候群など |
更年期 | 更年期障害(肩こり、うつ、イライラなど)、生活習慣病、子宮体がんなど |
老年期 | 尿失禁、心血管障害、認知症、骨粗しょう症など |
ライフステージ | 健康課題 |
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思春期 | 初経を迎え、大人の女性へ成長していきます。しかし、こころもからだも不安定な時期だからこそ、からだや性について正しい知識が必要です。 |
成熟期 | 心身ともに成熟し、女性の生涯にわたる健康の基礎を築く大切な時期です。また、就職、結婚、出産など様々なライフイベントにより生活や環境が大きく変化します。普段の健康管理に気をつけ、定期的な健(検)診を受けましょう。 |
更年期 | 閉経(1年間月経がない状態)の平均年齢は50.5歳ですが、この前後10年間を更年期と呼びます。女性ホルモンが急激に低下しはじめ、心身に様々な症状が現れる「更年期障害」が起こる人もいます。また、生活習慣病にも注意が必要になります。だれもが迎える節目ですが、日常生活に支障がある場合は、産婦人科医等専門医に相談しましょう。 更年期障害チェック |
老年期 | 更年期を過ぎて体調が安定する一方で、少しずつ老化が始まります。内臓機能が低下したり、しみやしわができ、白髪が増え、骨がもろくなるなど。また、女性ホルモンの減少によるうつ症状が現れることもあります。気分がすぐれないときは無理をせず、専門医に相談しましょう。 |
女性特有のがんには「乳がん」、「子宮がん」があります。若年化が進み、20〜40歳代で発症するケースが急増しています。定期的に検診を受けることによって早期発見・治療することが大切です。
・子宮がん
「子宮頸がん」と「子宮体がん」に分かれます。
子宮頸がんは、近年20代〜30代の発症率が増加傾向です。初期には、ほとんど症状がなく、検診で早期発見すれば完治する可能性が高いです。予防のためのワクチン接種も有効です。国では、20歳以上を対象に2年に1回のがん検診を受診することを奨めています。
子宮体がんは、40代〜60代(閉経前後)に多く、近年増加傾向にあります。初期から不正性器出血・茶色や黒色のおりものが出現し、症状が現れた段階で速やかに受診すれば完治する可能性が高いです。
・乳がん
女性のがん罹患率1位で、生涯で乳がんに罹患する確率は9人に1人と言われています。30代から増加、40代後半が発症のピークです。日頃から自分の乳房の状態に関心を持ち、気になる症状がある場合は速やかに医師に相談することが大切です。国では、40歳以上を対象に2年に1回がん検診を受診することを奨めています。
女性特有のがん、更年期等のお話の後、ヨガ体操をしてリラックス。
(日時等の詳細については、下記をご覧ください。)
武蔵村山市の健康教室
すべての女性に知ってほしい女性のからだとこころの特性についての情報
思春期においては、からだの変化に伴い、異性や性への関心、自分自身のからだへの関心が高まります。本人自身や親の悩みも多く、誰にでも相談できるものではありません。また、避妊に関すること、婦人科疾患や更年期に起こる障害など、年齢を問わず、女性ならではの悩みはさまざまです。このような女性の心身の健康に関する悩みに看護師などの専門職が電話やメールでお答えします。
女性が抱えるからだに関する悩みや専門家のアドバイスについて
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