ページ番号1017051 更新日 令和4年11月29日
「ゲートキーパー」をご存じですか?
死にたい気持ちを受け止め、いのちを守ろうとする人を「門番」にたとえて、ゲートキーパーと呼んでいます。
[画像](第一部)悩んでいる人にどう気づき、かかわるか(16.5KB)
悩んでいる人に気づくポイント、悩みを打ち明けられた時の具体的な対応について知ることができます。
[画像](第二部)悩んでいる人にどう気づき、かかわるか(14.4KB)
死にたいという悩みを打ち明けられたら、あなたはどうしますか?
[画像](第三部)悩んでいる人にどう気づき、かかわるか(13.3KB)
ストレスの感じ方は人それぞれ。ストレスとの付き合い方を知ることができます。
ゲートキーパー(Gatekeeper)とは、悩んでいる人に、(1)気づき(2)声をかけ(3)話を聴いて(4)必要な支援につなげ・見守る「いのちの門番」のことをいいます。
特別な資格は必要ありません。ほんの小さなはたらきかけが、いのちを支えることがあると、知っている人がゲートキーパーです。
死にたい気持ちになったことがある人のうち、誰かに相談すると答えたのは、わずか29.1%です(日本財団自殺意識調査2021)。
周囲の人の様子がいつもと違うと感じたら、まず、自分の気持ちや気づきを大切にしてみましょう。
「自殺の危険を示すサイン」の一例
・食欲がなくなる
・欠勤・遅刻・早退が多くなる
・突然涙を流したり、怒りだしたりする
・身の回りの整理をする
・自殺をほのめかす など
家族や身近な人の様子がいつもと違うとき、もしかしたら悩みを抱えているかもしれません。
声をかけることは勇気のいることですが、声をかけてもらえることで、気持ちが楽になることがあります。
・ねむれている?
・なんだか辛そうだけど、何か力になれることはない?
・最近元気ないけど、どうしたの? など
・話しやすい雰囲気をつくる
・相手の話を否定せず耳を傾ける
「命を粗末にしちゃだめだ」と否定したり、「自殺を止めよう」「励まそう」とすると、本人の気持ちを聴けなくなってしまいます。辛い心境をじっくり聴いてもらうことによって、本人の気持ちは楽になります。
十分に話を受け止めたうえで、必要に応じ適切な相談・支援機関につなぎます。
また、見守る中で対応に困ったときは、一人で抱え込まずに周囲の人や相談機関に相談しましょう。
なやんでいるあなたへ(市ホームページ)
つなぐ時は、本人の了承を得たうえで、必要に応じて代わりに連絡をとったり、一緒に相談先に行ったり、エネルギーの低下している本人をサポートします。
支援先を紹介したことで不安を与えることがあります。つないだ後も、いつもそばにいて、これまでと変わらずに見守っていることを伝えましょう。
厚生労働省のホームページからゲートキーパー手帳やゲートキーパー養成研修用テキストがダウンロードできます。
ゲートキーパー(厚生労働省)
ゲートキーパー啓発動画「気づいたら声をかけるそのその勇気」(外部リンク)
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