野生の鳥について


ページ番号1014167  更新日 令和6年8月29日


カラス

カラスの生態

 カラスは、春先から初夏にかけて街路樹や公園の樹木などに巣を作り繁殖します。
 この時期(特にヒナが巣立つ時期)は、親鳥がヒナを守るため攻撃的になり、通行人などに対して威嚇のために襲ってくる場合があります。
 

カラス対策について

 カラスに巣を作られないようにするためには、こまめに樹木を剪定して見通しを良くし、巣の材料となりそうな枝や外に出しているハンガー類などの片付けなどが大切です。
 なお、カラスは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」により、むやみに捕獲したり処分したりすることは禁じられています。 
 カラスに襲われないためには、巣に近づかないようにすることが一番ですが、やむを得ず巣の近くを通らなければならないような場合は、以下の方法を参考にして、カラスから襲われない対策をしてみてください。
 カラスはエサが得られる場所を覚えると、繰り返しその場に集まってきます。以下の方法を参考にして、カラスを寄せ付けない対策をしてみてください。。

 〇襲われないようにする方法
 
・巣に近づかないようにする。
 ・傘(折り畳み傘)などの棒状のものを肩にかつぐようにして頭の上にあげる。(カラスは、羽が接触するの
   を恐れて近寄らなくなる。)
 ・頭を保護するため、帽子をかぶったり、カバンなどで頭を覆う。

 〇寄せ付けない方法
 ・エサやりをしない。
 ・ごみを出す際は、ごみが荒らされないように、害鳥ネット等を利用する。
 

ハト

ハトの生態

 市内で確認することができる主なハトは、カワラバト(ドバト)とキジバトの2種類で、駅前や公園で普段見かけるハトは、カワラバト(ドバト)で、キジバトは緑の多い郊外などで見られます。
 また、ハトの繁殖期は、主に春と秋で年に5回程度産卵するとされており、食性は雑食で帰巣本能が強く、一度住み着いてしまうと追い払われても何度も飛来してくるのが特徴です。

ハト対策について

 ハトは繁殖力が非常に強く、天敵も少ないため、すぐに増えてしまいます。ハトが増えると鳴き声などの被害や周辺道路・民家などにおいて、フンによる被害が発生します。ハトのフンは美観を損ねるだけでなく、様々な病気を引き起こす原因にもなります。
 なお、ハトは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」により、むやみに捕獲したり処分したりすることは禁じられています。
 ハトからの被害を完全に防ぐことは難しいですが、ご自宅での被害を防止するために、以下の方法を参考にして、ハトからの被害対策を行ってみてください。

〇追い払う方法
・手を叩いたり、バケツなどを叩いたりして、音を鳴らして追い払う。
・人に光を向けないように十分注意しながら、LEDライト、懐中電灯などによる強い光で威嚇し、追い払う。

〇寄せ付けない方法
・防鳥ネットや害鳥の防除グッズを活用する。
・エサやりをしない。
・ベランダの隅や室外機の下や裏に入られないようにする。
・フンを掃除し清潔にする。
 なお、ハトのフンを掃除する際は、手袋やマスクを装着する。

 

ムクドリ

ムクドリの生態

 ムクドリはハトとスズメの中間程度の大きさの鳥類で、全体的にグレーがかった体色、頭部や腹部には白色の箇所もあります。くちばしと足は、はっきりとしたオレンジ色が特徴です。繁殖期は春から夏で、つがいで分散し、木の洞や人家の軒先などの穴に巣を作ります。メスは1回の産卵で薄い青緑色の卵を4~7個産み、オスとメスによる約12日間の抱卵を経て卵は孵化します。その後23日ほどでヒナは巣立ちをしますが、1か月間は親と行動を共にします。

 

ムクドリ対策について

 ムクドリは、夕方ごろから群れで電線や樹木などに集まる習性があります。そのため、鳴き声の騒音やフンによる汚損や悪臭などの被害が問題になっているため、大きな集団にさせないようにすること、ねぐらとして住み着かないようにすることが重要です。
 なお、ムクドリは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」により、むやみに捕獲したり処分したりすることは禁じられています。
 
 

 自然界に生息しているムクドリの被害を完全に防ぐことは難しいですが、ご自宅の被害を防止するために、以下の方法を参考にして、ムクドリからの被害対策を行ってみてください。

 〇追い払う方法
 ・手を叩いたり、バケツなどを叩いたりして、音を鳴らして追い払う。
 ・人に光を向けないように注意しながら、LEDライト、懐中電灯による強い光で威嚇し、追い払う。

 〇寄せ付けない方法
 ・防鳥ネットや害鳥の防除グッズを活用する。
 ・ねぐらとなる樹木の剪定、防鳥ネットで樹木を覆う。
 ・エサやりをしない。

鳥の巣の撤去について

 巣を撤去する場合は、原則として、その巣がある場所(樹木など)の所有者または管理者などが撤去することになりますので、巣の撤去の依頼などは、巣のある場所(樹木など)の所有者または管理者にご相談ください。
 また、野生の鳥獣は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」により、むやみに捕獲したり、処分したりすることは禁止されています。
 
巣の撤去をする際に、巣の中に卵やヒナがいる場合は、鳥獣保護管理法に基づく捕獲の許可を東京都知事から得る必要があるため、許可なく撤去はできませんので、巣の中のヒナが巣立つまで、見守っていただくことになります。  
 巣の中に卵やヒナがいない場合は、許可がなくても撤去することができます。
 なお、ご自身で巣の撤去が困難な場合などは、有料にはなりますが、以下の業者にご相談ください。

電線への鳥よけの設置に関する相談

 電線に鳥が止まりにくくするための対策として、電線に鳥よけを設置する方法もあります。
 電線への鳥よけの設置は、それぞれの電線を管理している事業者が設置しております。
 なお、鳥よけの設置については、個別に事業者に連絡し、設置についての要望をしていただくことも可能ですので、電線に止まる鳥についてお困りの方や鳥よけの設置に関する相談などは、以下の事業者に相談してみてください。

各事業者への連絡先

1 電線への鳥よけの設置
   東京電力パワーグリッド      0120-995-007

2 電話線への鳥よけの設置
     NTT東日本            0120-270-794

3 ケーブルテレビ線
     ジェイコム多摩          0120-999-000

なお、各事業者へ連絡をされる場合は、電柱に貼ってある番号を御確認いただき、お伝えください。


環境部環境課環境保全係
電話番号:042-565-1111(内線番号:295・296) 
ファクス番号:042-566-4493


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