里親について


ページ番号1003723  更新日 令和6年10月22日


里親とは

そもそも、里親ってなに?

東京都には親の病気や虐待など様々な理由によって親と一緒に暮らすことのできない子どもが約4,000人います。
このような子どもたちを自らの家庭に迎え入れ、家庭的な環境で育てるのが、「里親」であり、東京都では里親制度の普及啓発に取り組んでいます。

どうして里親が必要なの?

日本では、社会的養護が必要な子どもたちの約8〜9割が、乳児院や児童養護施設などの施設で暮らしています。
実家庭への復帰が見込めない場合、子どもは児童養護施設で18歳まで過ごし、社会に巣立ちます。

子どもたちが健やかな育つために、特定の大人(養育者)との間の愛着関係を維持して、安心感を得ながら暮らすことが求められています。
 

現代の乳児院や児童養護施設は、子どもと職員が愛着関係を築けるように、担当制を徹底させるなど様々な配慮や工夫がなされています。
また、職員は愛情と使命感を持って、子どもに接しています。
しかし、どうしても一人一人の子どもに十分な時間をさくことは難しいという構造的な制約があります。
その一つは、職員の人手が足りないという問題です。
ほかにも、交替勤務のために時間帯によって子どもに対応する職員が変わってしまい、子どもが常に同じ職員と関われないという問題もあります。

一方で、里親家庭では、子どもが24時間そこで暮らす里親といることができるので、施設よりも安定した「愛着関係」を築きやすく、子どもの健やかな育ちに資するといわれています。

里親になるにはどうしたいいの?

里親は大きく分けて4種類あります。

登録種別

概要

養育家庭

(里親)

家庭で暮らすことのできない子どもを数週間から長ければ成人まで養育する里親です。

養子縁組を目的とはしていません。

専門里親

虐待や非行、身体・知的障害児など一定の専門的ケアを必要とする子どもを養育する里親です。
専門的な研修を受ける必要があります。

養子縁組里親

実親が親権を放棄した場合などで養子縁組を目的とした里親です。
子どもが6歳未満の場合は特別養子縁組で実子扱いでの入籍が可能になります。

親族里親

児童の親が死亡した場合などで3親等以内の親族が養育する里親のことです。

児童の精神的な負担を考慮し、養育里親よりも親族里親が優先されることが多いといえます。

里親になるためにはいくつかの要件を満たす必要があります。
より詳しく里親について知りたいかたは、下記のホームページをご覧ください。

*キーアセットは小平児童相談所のフォスタリング機関です。

養育家庭について

毎年10月、11月は「里親月間」です。東京都と関係区市町村で協力し、養育家庭(里親)体験発表会を開催しています。養育家庭(里親)の子育て体験や、そこで生活していた里子の方による話を聞くことができます。各市町村ごとに内容も異なりますのでご確認の上、ご参加ください。

令和6年度養育家庭体験発表会

[画像]養育家庭体験発表会ポスター(47.3KB)

武蔵村山市では毎年、養育家庭制度の普及啓発のため、養育体験発表会を行っています。

現役の里親のかたのお話も聞くことができます。ぜひご参加ください。

皆様のご参加をお待ちしています。

内容

養育家庭制度の説明、養育家庭のシンポジウム(参加者:養育家庭当事者、小平児童相談所フォスタリング機関)、養育家庭の個別相談会

開催日時

令和6年10月19日(土曜日) 午前10時〜正午

※ 今年度の養育家庭体験発表会は終了しました。

  ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

  養育家庭についてのご相談は下記問い合わせ先まで。

定員

30名(参加費無料)

保育あり(先着5名・前日までに要予約)

場所

市民総合センター3階 中会議室

申込み

電話またはLOGOフォームで申込

電話:042-590-1152 (子ども家庭支援センターへ直通です。)


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子ども家庭部 子ども子育て支援課 子ども家庭支援センター係
電話番号:042-590-1152
ファクス番号:042-590-1226


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