ページ番号1020012 更新日 令和6年3月28日
令和6年4月より、ヒブワクチンと四種混合ワクチンが1つになった五種混合ワクチンの接種が開始となります。4月1日以降に予防接種を開始する場合は、五種混合ワクチンの使用が基本となります。該当者には個別に通知しておりますが、転入等で予診票のない方は、母子健康手帳を持参のうえ、保健相談センターまでお越しください。
初回:20日から56日の間隔をあけ、3回
追加:初回終了後、6か月から1年半あけ、1回
*確実な免疫をつくるには、決められたとおりに受けることが大切です。
ジフテリア菌によって発生する病気です。現在、国内での発生は極めて稀となっており、最後に報告されたのが1999年となっています。主に気道の分泌物によって感染し、喉などで菌が毒素を出すことで、眼球や横隔膜などの麻痺、心不全などを来たし、重篤になる場合や亡くなる場合があります。
百日咳菌によって発生する病気です。激しい咳をともない、1歳(特に生後6か月)以下の乳児は命に関わるため注意が必要です。主に気道の分泌物によって感染し、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと(チアノーゼ)やけいれんを起こすことがあります。また、窒息や肺炎等の合併症が命に関わる場合があります。
ポリオウイルスが口に入り、腸で増えることによって感染します。感染した人の便のなかのウィルスを介してさらにほかの人に感染が広がります。成人が感染することもありますが、乳幼児が感染することが多い病気です。
破傷風菌によって発生する病気です。主に傷口に菌が入り込んで感染し、さまざまな神経に作用します。口が開き難い、顎が疲れるといった症状に始まり、歩行や排尿・排便障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって体を弓のように反り返らせたり、息ができなくなったりし、亡くなることもあります。
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要です。症状がないまま菌を持って生活している子どもも多くいます。この菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、敗血症などの重篤な病気を引き起こすことがあります。
主な副反応は、接種部位の紅斑(赤くなる)、腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応、接種部位以外として発熱が主です。また、まれですが、ショックやアナフィラキシー様反応(呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応)などの重い副反応が報告されています。接種後の症状で心配な場合は接種を受けた医療機関の医師に相談するようにしてください。
五種混合ワクチンには、ゴービック、クイントバックの2種類があります。原則的に過去に接種歴のあるワクチンと同一のワクチンを用いることとしています。医療機関を途中で変更する場合などはご注意ください。
注射生ワクチンを接種した後に、別の種類の注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上あけてください。
なお、令和2年10月の法改正により、経口生ワクチン、不活化ワクチンに関する接種間隔の制限はなくなりました。
*同時接種については、医師が必要と認めた場合に限り接種できます。
*同一ワクチンを複数回接種する場合の接種間隔は接種するワクチンごとに異なります。
健康福祉部健康推進課健康推進係
電話番号:042-565-9315
ファクス番号:042-565-0287
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