ページ番号1003787 更新日 令和2年10月1日
予防接種法に基づき、下記のとおり個別接種で実施します。該当者には通知しますが、転入等で予診票のない方は、ご連絡ください。
麻しんウィルスの空気感染によって起こる病気です。
感染力が強くワクチンを受けないと、必ずかかる重い病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。
最初3日から4日間は38度前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うとまた39度から40度の高熱と発疹がでてきます。高熱は3日から4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。
主な合併症は、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。患者100人中、中耳炎は7から9人、肺炎は1から6人に合併します。1000人に2人の割合で脳炎もみられます。麻しん(はしか)にかかった人は、1000人の1人の割合で死亡し、現在でも年間50人の子がはしかで命を落としています。
風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によって起こる病気です。潜伏期間は2から3週間です。軽いカゼ症状ではじまり、発疹、発熱、後頚部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか眼球結膜の充血も見られます。
発疹も熱も約3日間で治りますので「三日ばしか」とも呼ばれています。
合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。
血小板減少性紫斑病は患者3,000人に1人、脳炎は患者6,000人に1人くらいです。大人になってからかかると重症になります。妊婦が妊娠早期にかかりますと、先天性風しん症候群と呼ばれる病気をもった児(心臓病、白内障、聴力障害など)が生まれる可能性が高くなりますから、妊娠前に予防接種を受けておくことが大切です。
生ワクチンですからウィルスが体内で増えるため、接種後5から14日に5.3%に37.5度以上38.4度未満の発熱、8.1%に38.5度以上の発熱、5.9%に麻しん様の発疹が認められることがあります。
通常は1から2日で消失します。また、たまに熱性けいれんが起こり、ごくまれ(100から150万人に1人以下)に脳炎の発生が報告されています。
生ワクチンですからウイルスが体内で増えるため、接種後5から14日に1.9%に37.5度以上38.4度未満の発熱、2.6%に38.5度以上の発熱、発疹が1.3%、リンパ節腫脹が0.6%認められます。ワクチン接種を受けた人から周りにうつることはありません。
注射生ワクチンを接種した後に、別の種類の注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上あけてください。
なお、令和2年10月の法改正により、経口生ワクチン、不活化ワクチンに関する接種間隔の制限はなくなりました。
*同時接種については、医師が必要と認めた場合に限り接種できます。
*ただし、同一ワクチンを複数回接種する場合の接種間隔の制限は従来どおりになりますのでご注意ください。
健康福祉部健康推進課健康推進係
電話番号:042-565-9315
ファクス番号:042-565-0287
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