子宮頸がん予防接種


ページ番号1003785  更新日 令和6年11月5日


令和6年度子宮頸がん予防接種について

接種対象者に個別通知を送付します

 子宮頸がん予防接種(HPVワクチン)については、平成25年6月14日付で厚生労働省の通知を受け、定期接種の積極的勧奨を差し控えていましたが、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、積極的勧奨を再開することになりました。
 HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。HPVワクチンには、2価ワクチン、4価ワクチンに加え、令和5年4月より9価ワクチンが公費で接種できるようになり、3種類のワクチンがあります。
 子宮頸がん予防接種に当たっては、厚生労働省が作成したリーフレット等をお読みいただき、接種の有効性と副反応が起こるリスクを十分にご理解いただいたうえで、ご判断いただきますようお願いします。

接種対象者
市内在住の小学6年生から高校1年生相当までの女子
*令和6年度については、小学6年生に予診票(3枚)、リーフレット等を送付しています。
(注)HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃したかたに対し、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて無料で接種できます(キャッチアップ接種)。
接種回数
2回又は3回(接種するワクチンや年齢によって、接種の回数や間隔が異なります。)
(注)予診票は3枚送付していますので、ご注意ください。
接種間隔

標準的な接種間隔は、ワクチンの種類によって異なります。

≪サーバリックス(2価ワクチン)≫ (合計3回)
 1回目
 2回目:1回目の接種から1か月後
 3回目:1回目の接種から6か月後

≪ガーダシル(4価ワクチン)≫ (合計3回)
 1回目
 2回目:1回目の接種から2か月後
 3回目:1回目の接種から6か月後

≪シルガード(9価ワクチン)≫ 

 1回目
 2回目:1回目の接種から6か月後

 1回目
 2回目:1回目の接種から2か月後
 3回目:1回目の接種から6か月後

(注)3種類のワクチンいずれも、1年以内に接種を終えることが望ましい。

詳細はHPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(詳細版)を参照してください。

実施場所
指定の個別予防接種実施医療機関(下記表参照)
持ち物

予診票・母子健康手帳
(注)予診票が不足しているかたは、市内指定医療機関に予診票を置いてありますので、母子健康手帳で接種履歴を確認してからお渡しします。なお、市外で接種を希望されるかたで予診票がお手元にないかたは、保健相談センターへご連絡ください。

注意事項
  1. 厚生労働省作成のリーフレット等をよく読み、ワクチンの効果とリスクについてご理解いただき、接種する場合には医師とよく相談してから接種してください。
  2. 接種時間の予約などについては各医療機関にお問い合わせください。検温は接種医療機関で行います。
  3. お子さんの健康状態を良く知っていて、医師の質問に責任をもって答えられる保護者の方がお連れください。
  4. 保護者が同伴せず、お子さんだけで接種される場合には、事前に同意書と予診票の保護者欄への署名が必要となりますので、事前に保健相談センターへご連絡ください。
  5. 他市(協定している近隣市)の医療機関で接種を希望される方は、保健相談センターへご連絡ください。
  6. 接種後、身体に異常が認められる場合は、医師の診察を受け、その結果を保健相談センターまでご連絡ください。
市内指定医療機関

地区

医療機関名

住所

電話番号

伊奈平 伊奈平南クリニック(4価、9価) 伊奈平4-4-1 042-560-1311
武蔵村山病院(4価、9価) 榎1-1-5

042-566-3555

(予約センター)

大南 大南ファミリークリニック(4価、9価) 大南2-1-8 042-590-0373
半田医院(4価、9価) 大南3-54-16 042-564-8649
武蔵村山さいとうクリニック(2価、4価、9価) 大南3-68-3 042-590-2266
学園 東京小児療育病院(かかりつけ患者のみ)(4価、9価) 学園4-10-1 042-561-2521
向日葵クリニック(4価、9価) 学園3-88-2 042-562-1983
藤田医院(9価) 岸1-25-1 042-560-0363
残堀 北條医院(9価) 残堀4-113-1 042-560-3541
三ツ木 下田医院(2価、4価、9価) 三ツ木3-16-1 042-560-6387
緑が丘 岩田小児科医院(9価) 緑が丘1492 50号棟58 042-562-0871

 (注)市外(立川市・昭島市・小金井市・小平市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市・清瀬市)の指定医療機関で接種を希望されるかたは、保健相談センターへお問い合わせください。

キャッチアップ接種について

接種期間は令和7年3月31日まで

 HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃したかたに対し、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて無料で接種できます。公費で接種できる期間は、令和7年3月31日までです。接種は合計3回ですが最短4か月で完了することもできます。

 今年の11月までに1回目の接種をすれば、令和7年3月までに3回の接種を完了することが可能です。

キャッチアップ接種対象の方へ(東京都ホームページ)

対象者

平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれまでの女性

接種期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日まで
(注)接種期間を過ぎた場合、全額自己負担になりますのでご注意ください。
実施場所
指定個別予防接種実施医療機関(上記表参照)
(注)市外(立川市・昭島市・小金井市・小平市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市・清瀬市)の指定医療機関で接種を希望されるかたは、保健相談センターへご連絡ください。

HPVワクチンの接種を自費で受けたかたに対する償還払いについて

申請期限は令和7年3月31日まで

 積極的勧奨の差控えにより、HPVワクチンの定期接種の機会を逃したかたで、令和4年3月31日までに自費による接種を受けたかたに対して、接種費用の償還払いを行います。
(注)平成25年4月1日から定期接種開始

対象者
  1. 平成9年4月2日から平成17年4月1日までの間に生まれた女子で、定期接種の対象年齢を過ぎて、HPVワクチン(2価又は4価ワクチン)の接種を令和4年3月31日までに日本国内の医療機関で任意接種(自費)を受けたかた
    (注) 9価ワクチンは対象外です。
  2. 令和4年4月1日時点で武蔵村山市に住民登録があるかた
申請期間
令和4年7月19日から令和7年3月31日まで
申請窓口
武蔵村山市立保健相談センター
申請方法
詳細は、子宮頸がん(HPVワクチン)予防接種を自費で受けたかたに対する償還払いについてのページをご確認ください。

病気について

 子宮頸がんの原因とされるヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

HPVワクチン

 HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。HPVワクチンには、3種類のワクチン(2価、4価、9価のワクチン)があります。
 サーバリックス(2価)及びガーダシル(4価)は、子宮頸がんをおこしやすい種類(型)であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50〜70%を防ぎます。
 また、令和5年4月より公費で受けられるようになるシルガード(9価)は、HPV16型と18型に加え、ほかの5種類(HPV31型、33型、45型、52型、58型)のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80〜90%を防ぎます。

 取り扱っているワクチンは各医療機関で異なりますので、どのワクチンを選択するかは医師にご相談ください。

接種間隔などの注意点

接種を受けられない方

(1)明らかに発熱している方
(2)重い急性疾患にかかっている方
(3)かかりつけの医師に予防接種を受けないほうが良いといわれた方
(4)その他予防接種を行うことが不適当な状態にある方
 また、これらの方以外にも基礎疾患のある方や、アレルギーのある方、妊娠している可能性のある方などについては、接種前に医師に相談してください。 

接種後の注意事項

(1)予防接種後は、すぐに帰宅せず30分程度は安静にして、何か異常があったときにすぐに医師と連絡が取れるようにしてください。
(2)接種後は、接種部位を清潔に保つようにしてください。また、接種当日の入浴は問題ありませんが、接種部位をこすらないようにしてください。
(3)接種後丸1日は、過度な運動は控えてください。

副反応

 ワクチンは肩の近くの腕の筋肉に接種をします。
 このワクチンを接種した後は、注射した部分が腫れたり、痛むことがあります。特に注射した部分の痛みについては、接種したほとんどのかたで数日間続くようです。
 また、それ以外にも吐き気、頭痛、腹痛やまれにアナフィラキシー様症状(血管浮腫・呼吸困難など)が現れることがあります。
 これらのことを理解し、医師と相談の上接種されるようお願いします。

HPVワクチンに関する相談先について

HPVワクチンを含む予防接種、その他感染症全般について

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談ができます。
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口
電話番号 0120-331-453

HPVワクチンの接種後に生じた症状について

体調不良等の期になる症状、医学的な内容について

まずは、接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。 
HPVワクチンの接種後に生じた症状について、患者へより身近な地域において適切な診療を提供するため、各都道府県において協力医療機関が選定されています。
協力医療機関の受診については、接種を受けた医師又はかかりつけの医師にご相談ください。

一般的な相談について

東京都福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課
電話 03-5320-5892

健康被害救済制度について

 極めてまれですが、予防接種をうけたかたに健康被害が生じる場合があります。子宮頸がんワクチン接種後、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残ったりするなどの健康被害が生じた場合は、法律に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。ご相談は、武蔵村山市立保健相談センターへお問い合わせください。


関連情報


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健康福祉部健康推進課健康推進係
電話番号:042-565-9315
ファクス番号:042-565-0287


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