四種混合(ジフテリア・百日せき・急性灰白髄炎・破傷風)


ページ番号1003783  更新日 令和5年4月1日


 予防接種法に基づき、下記のとおり個別接種で実施しています。該当者には個別に通知しておりますが、転入等で予診票のない方は、母子健康手帳を持参のうえ、保健相談センターまでお越しください。
 なお、令和5年4月1日より接種開始年齢が生後3か月から生後2か月に1か月前倒しとなります。対象の方へお送りする個別通知にてご確認ください。

対象者
生後2か月から7歳6か月未満(標準的には初回を生後2か月から12か月未満)
接種回数・方法
4回  皮下接種(接種量 各0.5ml)
接種間隔

初回:20日から56日の間隔をあけ、3回

追加:初回終了後、1年から1年半あけ、1回

 

*確実な免疫をつくるには、決められたとおりに受けることが大切です。

実施場所
指定の個別予防接種実施医療機関
*実施時間や予約等については各医療機関にお問い合わせください。検温は、接種医療機関で行います。
持ち物
予診票・母子健康手帳
注意事項
  1. お子さんの日頃の健康状態を良く知っていて、医師の質問に責任をもって答えられる保護者の方がお連れください。
  2. 他市(協定している近隣市)の医療機関でも接種できます。対象医療機関については、保健相談センターまでお問い合わせください。
  3. 接種後、身体に異常が認められる場合は、医師の指示を受け、その結果を保健相談センターまで御連絡ください。

病気の説明

ジフテリア(D)

 ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は、高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することがある恐ろしい病気です。発病2から3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすこともあります。現在では患者発生数は年間1から2名程度ですが、予防接種を続けていかないと再び流行する可能性があります。

百日せき(P)

 百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通風邪のような症状ではじまり、続いてせきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続性にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛をふくような音がでます。熱は出ません。乳幼児はせきで呼吸が出来ず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)けいれんが起きることがあります。肺炎よ脳症などの重い合併症を起こし乳児では命を落とすこともあります。

ポリオ(IPV)

ポリオ(急性灰白髄炎)は、「小児麻痺」とも呼ばれ、ポリオウィルスによって主に手足に弛緩性麻痺を起こす病気です。ポリオウィルスはヒトからヒトへ感染します。ポリオウィルスに感染すると発熱を認め、頭痛、嘔吐があらわれます。感染した人の中で、約1000〜2000人に1人の割合で手足に麻痺を起こします。麻痺症状が進行し呼吸困難により死亡することもあります。

破傷風(T)

 破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にひそんでいて傷口から入って起こる病気です。破傷風菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり死亡することもあります。患者の半数は自分や周りの人も気づかない程度の軽い刺し傷が原因です。日本中どこでも土中に菌はいますので、感染する機会は常にあります。

副反応

 四種混合ワクチンの副反応は、注射部位の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応が主です。接種回数を重ねるごとに、局所反応を示す割合が多くなります。まれに生じる重い副反応を避けるために、医師と相談の上、お子さんの体調の良い時に予防接種を受けましょう。

その他

 四種混合予防接種は1期としておりますが、2期(小学6年生に通知)として、ジフテリア・破傷風(DT)二種混合ワクチンで追加接種を1回します。できるだけ1期を規定どおり受けて基礎免疫を確実につけておきましょう。

接種の間隔(別の種類の予防接種を行うまでの間隔)

注射生ワクチンを接種した後に、別の種類の注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上あけてください。
なお、令和2年10月の法改正により、経口生ワクチン、不活化ワクチンに関する接種間隔の制限はなくなりました。

*同時接種については、医師が必要と認めた場合に限り接種できます。
*ただし、同一ワクチンを複数回接種する場合の接種間隔の制限は従来どおりになりますのでご注意ください。


健康福祉部健康推進課健康推進係
電話番号:042-565-9315
ファクス番号:042-565-0287


[0] トップページ [1] 戻る

Copyright (C) Musashimurayama City. All rights reserved.