歴史散策西コース


ページ番号1001612  更新日 平成28年2月20日


歴史で見る武蔵村山

六地蔵(武蔵村山市本町5-41-2)

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野山北公園運動場脇の道路を北に入って急坂を登ると、貯水池の周囲道路に出ます。ここを左に約5分ほど行った所は、通称焼場といわれ、三面に二体ずつの地蔵尊を刻んだ六地蔵があります。背面には、明治30年8月から11月にかけて赤痢が大流行し、51名の人が死亡したので、ここで火葬したことや、中藤・横田・三ツ木・岸の四ヶ村の念仏講中の人々が供養のため浄財を集め、造立したことが刻まれています。

禅昌寺(武蔵村山市岸3-37-7)

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岸清山禅昌寺は、臨済宗の禅寺で、室町時代の正長元年(1428)恵山和尚によって開山されたと伝えられています。観音堂は文禄3年(1594)の創建と伝えられ、狭山二十四番の札所になっています。

須賀神社(武蔵村山市岸2-24-3)

江戸時代寛政2年(1790)の創建で、村内悪疫鎮護のため祀られたものです。岸の天王様ともいわれ、村人の信仰が篤く、境内の杉や樫の葉をいただき門口につるしておくと、伝染病にかからないといわれています。境内には、乃木大将書の明治37・8年戦役の碑があります。本殿は北方の丘陵に鎮座しています。

宿薬師堂(武蔵村山市三ツ木3-22-3)


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江戸時代慶長年間(1596から1614)の創建で本尊の薬師如来は霊験あらたかな秘仏であったといわれていましたが、昭和15年の火災でお堂とともに焼失してしまいました。現在の本堂は、昭和15年に再建されたものです。毎年10月8日・12日・22日は縁日で、平成3年に東京都の文化財に指定された念仏鉦はりが奉納されています。

十二所神社(武蔵村山市三ツ木5-12-6)

三ツ木村の鎮守で、社伝では奈良時代和銅年間(708から714)の創建といわれています。境内に祀られている八坂神社は天王様とも呼ばれ、毎年7月15日前の日曜日に行われる祭礼には三ツ木地区を巡行する神輿 とともに三ツ木天王様祇園囃子(市指定無形民俗文化財)が古式ゆかしく奉納されています。

長園寺(武蔵村山市本町3-40-1)

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龍沢山長圓寺と号し、曹洞宗の禅寺で、室町時代永禄11年(1568)に華山秀呑和尚によって開山されました。本尊は釈迦如来です。境内には、三ツ木の地頭大河内氏の墓(市指定旧跡)があります。また、毎年長圓寺を皮切りに横田・中村・馬場地区を巡る横中馬獅子舞(市指定無形民俗文化財)は、五穀豊饒・無病息災を祈って盛大に行われています。


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