保健事業について


ページ番号1006845  更新日 令和7年8月13日


 市では国民健康保険被保険者の方々の医療レセプトデータ(診療報酬明細書の情報)と健診データ(特定健康診査結果の情報)等の分析を行い、健康の保持増進と医療費の適正化のための保健事業を実施しています。
 最新の健康情報から生活習慣を見直し、健康寿命を延ばしましょう。そのことが医療費の適正化に、ひいては持続可能な国民健康保険制度へと繋がります。

 

保健事業の運営について

 

 

糖尿病性腎症重症化予防事業

 国民健康保険被保険者のかたを対象に、糖尿病性腎症重症化予防事業を実施しています。糖尿病性腎症の重症化を防止するため、また生活習慣の改善により健康な生活の質を守るために、かかりつけ医と連携を図りながら、日常生活の面から保健指導による支援を行います。保健指導は民間事業者に委託し、6か月間の糖尿病性腎症重症化予防プログラムを実施します。保健師、看護師、管理栄養士等の専門職との面接と電話でのアドバイスをもとに、糖尿病の知識を身につけ、参加者のかたの生活にあった改善方法を見つけることで生活習慣の改善に取り組みます。

 特定健康診査の結果や医療機関の受診状況等を確認し、生活習慣を起因とした糖尿病の治療を受けているかたで該当するかたには、6月中旬に通知をお送りします。また、通知後に委託会社から電話による参加勧奨を行います。保健指導参加希望のかたは、かかりつけ医とご相談の上、お申込みください。

医療機関への受診勧奨通知について

 自覚症状がない、時間がない等で医療機関への受診を控えていませんか。
 保険年金課では、次のようなかたへ受診勧奨通知と保健師・看護師からの電話による受診勧奨、健康相談を行っています。

医療機関のかかり方についての健康相談について

 医療機関の受診情報等を基に、重複受診・頻回受診・重複服薬や多剤服薬の傾向のみられるかたを対象に、市が委託している会社の保健師又は看護師がご自宅へ訪問し健康相談を実施します。対象のかたには7月下旬に通知をお送りするとともに、委託会社からお電話させていただきますので、医療機関へのかかり方やお薬のことなど気になる点について相談してください。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)早期発見啓発事業について

 COPD(慢性閉塞性肺疾患)を御存知ですか?
たばこの煙などの有害物質が原因で肺が炎症を起こし、呼吸がしにくくなる病気です。喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。40歳以上の人口の8.6%、約530万人の患者が存在すると推定されています(NICE study)が、大多数が未診断、未治療の状態であると考えられています。
 そこで、武蔵村山市国民健康保険では、特定健康診査質問項目から喫煙習慣のあるかたに8月末に通知をお送りします。通知には市内禁煙外来一覧を掲載します。
 COPDのかたは新型コロナウイルス感染症にかかりやすく重症化しやすいと言われています。自らの健康と受動喫煙から家族を守るため、この機会に禁煙に取り組むことをお勧めします。

 とうきょう健康ステーションにCOPDについてのわかりやすい動画もありますので、御覧ください。


市民部保険年金課医療費適正化係
電話番号:042-565-1111(内線番号:133・138) 
ファクス番号:042-563-0793


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