ページ番号1011847 更新日 令和2年7月20日
三本榎(乙幡榎)につきましては、長年、市指定史跡として、皆様に親しまれ、その保存に努めてまいりましたが、平成28年6月の強風により幹の一部が折れ、一部伐採・撤去を行い、消毒や活性剤の注入などの保護措置を行ってきました。
その後、令和元年5月に樹医の診断を受けたところ、「幹本体は枯死した可能性が高い。」との報告を受けました。
こうした状況の中、令和2年6月には、幹上部が折れ、落下する事態が発生しました。
そこで、皆様の安心・安全を確保するため、この度、止む無く幹本体の伐採・撤去等を行いました。
なお、残存する根系部から、いくつかの萌芽が確認できたことから、現在、三本榎(乙幡榎)の後継樹となるよう萌芽更新による育成を行っています。
今後とも、本市のシンボルツリーである三本榎(乙幡榎)の再生に向け、適切な管理・育成に努めてまいりますので、御理解、御協力をお願いいたします。
樹木の管理方法には様々な方法がありますが、萌芽更新とはその手法の一つです。エノキを含む多くの広葉樹は、幹を切ると切り株からたくさんの芽が伸び出してきます。腐朽などにより枯死した部分を取り除き、切り株等から伸び出した萌芽を育て、樹木の若返り(再生)を図ることを萌芽更新といいます。
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